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旭川志峯―広陵 六回裏広陵1死一、三塁、草島は左犠飛を放ち勝ち越し点を挙げる=藤尾明華撮影
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(7日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦 広陵3―1旭川志峯)

 広陵は得意の小技を生かし、3年連続の初戦突破を決めた。

 打線は1点を追う四回、三塁打と相手中堅手の送球ミスが重なって、すぐ同点に追いついた。六回は先頭打者が中前安打で出塁すると、犠打と安打で1死一、三塁の好機を作り、犠飛で勝ち越した。七回は盗塁を絡めて走者を三塁に置き、再び犠飛で加点した。

 広島大会は6試合で14犠打飛、22盗塁。中井哲之監督は「本当はスクイズやエンドランをやりたかった」というが、好機をしっかりと得点につなげる攻撃陣のそつのなさが光った。9回124球を投げきった堀田昂佑(こうすけ)の投球に応えた。

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